自転車に最適なApple Watchはどれ?
サイクリングの荷物を減らすのにApple Watchがいい気がして、自転車に最適なApple Watchはどれかを調べてみました。
公開日: 2021.11.23
自転車用Apple Watchに欲しい機能
Apple Watchを探す前に、まずは自転車用ならどんな機能が欲しいかを考えてみます。
自転車で使う機能としては、下記がメインでしょうか。
- 時間表示
- 運動計測(心拍数、スピード、距離など)
- 通知機能
- ナビ
- 転倒検出
- 緊急SOS
- Apple Pay
Apple Watchは転倒検出が優秀で、自転車で事故などにあった際のライフセーバーとして役立ちます。転倒検出はApple Watch Series 4以降で使えます。
緊急SOSは転倒時などに自動で119番通報をしてくれる機能です。ただし、日本ではApple Watch単体では動作できないので、常にペアリングしたiPhoneが必要です。
サイクリングなどで地味に便利なのがApple Pay。Apple Watch Series 2以降であれば、Apple Watch単体でApple Payが使えます。
現行モデルならどれがいい?
Appleのスマートウォッチ、Apple Watchの現行モデルは下記の3シリーズ。
- Apple Watch Series 7(48,800円から)
- Apple Watch SE(32,800円から)
- Apple Watch Series 3(22,800円から)
|モデル|時間表示|運動計測|通知機能|ナビ|転倒検出|緊急SOS| |:---:|:---:|:---:|:---:|:---:|:---:| |Apple Watch Series 7|○|○|○|○|○|○| |Apple Watch SE|○|○|○|○|○|○| |Apple Watch Series 3|○|○|○|○|-|-|
トラブル時の対応を考えたら、Apple Watch Series 3はあまり良い選択肢ではないですね。転倒検出がないのであれば、あえてApple Watchにする必要もないですし。
そうなると、Apple Watch SEが選択肢になりますが、3万円以上となると高いサイコン + 心拍センサーの方が四歩といろんなことができるので、ちょっと微妙な選択肢かもしれません。
中古で買うならApple Watch Series 4がベスト
現行モデル以外でいうと、転倒検出がApple Watch Series 4以降なので、中古で入手可能ならApple Watch Series 4が一番安く手に入ります。中古価格は2万円未満で、Apple Watch Series 3の新品よりも安いので、狙い目かもしれません。
Apple WatchはSeries 3から4になった時に大幅なフルモデルチェンジをしているため、現行の流れにある最古のApple WatchがSeries 4です。
Apple Watch Series 4ならApple Payにも対応していて、画面サイズも44mmモデルがラインアップされているので視認性も高く、動作速度もかなり早くなっていると言われます。
また、最新のWatch OS 8はApple Watch Series 3以降に対応していて、Apple Watch Series 4であればWathc OS 9までは対応される可能性が高いので、長く使えます。
Apple Watch Series 3以前は微妙
逆にApple Watch Series 3以前になると、転倒検出がなかったり、画面サイズが小さかったり、Apple Watch Series 1以前だとApple Payも使えないなどかなり微妙です。
ということで、自転車に最適なApple Watchを検討してみました。
ここまでみてきて思ったんですが、Apple Watchのエクササイズ検出機能は3時間くらいしか持たないようなので、ロードバイクなどのスポーツバイクで使うなら、バッテリーが10時間以上でも問題なく持つサイコンを使った方が良いですね。
それ以外の機能で考えたら、iPhoneを持っていけばほぼほぼ済んでしまうので、結論としてはApple Watchは不要かもしれません。