ロードバイク

チューブラーのパンク対策・タイヤ携帯方法を考えてみた

ロードバイクをチューブラータイヤにすると悩むのが交換タイヤの携帯方法も含めたパンク対策。普段乗りの時とロングライドの時に分けて、どういう運用が良いのかを考えてみました。

公開日: 2022.4.25

交換タイヤを携帯するかが大きな分かれ目

クリンチャーならチューブをツールボトルなどに入れるだけでいいのでコンパクトですが、タイヤ自体を携帯する必要があるチューブラーの場合はそうは行きません。

そうなると、チューブラーのパンク対策・タイヤ運用では、タイヤを携帯するかしないかが大きな分かれ目です。

基本運用は「タイヤは携帯しない」

自分の場合、基本のトレーニングは仕事終わりの夜に近場をぐるぐる周回することが多いので、自宅までの直線距離は片道2、3kmほど。パンクしても歩いて帰れなくないですし、チューブラーなら軽いパンクならエアーを入れて・抜けてを繰り返せばなんとかなります。

ということで、基本運用はタイヤは携帯しないことにしました。

ただ、「パンク = 即歩き」となるのは嫌なので、もしパンクしたらシーラントを入れて帰宅するという運用にします。シーラントは60mlくらいをシリンジに入れて、ツールボトルに入れます。ツールボトルは何度か空気を入れることを想定してポンプにします。

もちろん、チューブラータイヤには事前にシーラントを入れておきます。

ロングライドや宿泊が込みの場合はリュックで携帯

50kmを超えるようなロングライド、もしくは泊まり込みのサイクリングの時は、何が起こるかわからないのでリュックに交換用のチューブラータイヤを入れて携帯することにしました。

自分の場合、ロングライドの時は、スマホや財布、タオル、ウィンドブレーカーなどをランニング用の小型リュックに入れて常に背負っているので、そこにチューブラータイヤが増えたところでどうってことはありません。

タイヤ以外の工具は全てツールボトルに

筆者は、シルエット的に綺麗というのもありますが、テールライトの視認性を考えてサドル下はスッキリさせておきたいのでツールボトル派です。(以前、サドルバッグに取り付けたテールライトが段差で落ちて、止まった時にバスに轢かれそうになってのも大きいですが・・・)

夏場とかだとロングライドでボトルが2本欲しくなりますが、都市部を走ることが多い筆者としてはどっかの自販機で水を買うか公園を探せば良いので、ツールボトルでも運用できます。

クリンチャーの時は修理キットやエイドキットを一式ツールボトルに入れていたのですが、チューブラー化したのでどうしようかなと考えた結果、「チューブ以外の全てを完璧にツールボトルに入れる」という運用にしました。

結果として、ツールボトルには

  1. 携帯ポンプ
  2. タイヤレバー
  3. リムセメント(Panaracerのチューブ式)
  4. シーラント入りシリンジ
  5. 携帯工具
  6. エイドキット
  7. ジレ
  8. 予備のワイヤーロック
  9. ボロ切れ
  10. 予備マスク

を入れています。タイヤ以外完全防備ですね。

基本はこのスタイルでライドをして、ロングライドの時だけリュックに交換タイヤを入れる運用です。


ということで、自分なりのチューブラーのパンク対策・タイヤ携帯方法でした。

クリンチャーと違って手間とも言えますが、自分はメカニックなことも含めてロードバイクが好きなので、こういうパッキング的なのも楽しいですね。