普段乗りのクロスバイクをロード化する
自分は、普段乗りは2万円のクロスバイク、トレーニングやサイクリングはロードバイク(現在はMeridaのエントリー向けフルカーボンをバラ完)と使い分けているのですが、いいかげんドロップハンドルにも慣れてきたのと、子供が大きくなって前乗せに乗れなくなってリアキャリアに変更したので、その際にロード化してしまおうということで計画してみます。
ロード化といってもクロスバイクを単純にドロップハンドルにするのではなく、なるべくロード規格にしていきます。
現状のクロスバイクからのカスタムポイント
現状のクロスバイクはフレームがクロモリで重量が13kgあるので、ある程度軽量化もしつつ、ロード化していきます。できれば10kg台には収めたいですね。
ホイール
まずホイールは、ロード用の完成車付属のリムハイトが高めのホイールが余っているのでそちらを使います。ノーブランドの7速ホイールですが、ハブの交換ができれば(手組み)11速まで対応できますね。
トレーニング用のWH-R501でも軽くて良いのですが、クロモリはフレームが細いので、ホイールはリムハイトがあったほうがカッコ良いかなぁと。スピードは出さないので見た目重視です。
デフォルトはタイヤ込みで前後で3.5kgくらいある激重なホイールなので、ロード用にするだけで1kgくらい軽量化ができそうです。
ドライブトレイン
現状ではシマノの一般車向け6速と、グリップシフトがついていますが、シマノのSTIレバー・Tourney A070が余っているのでそちらを使います。本当は9速くらいのSTIも買いたいところですが、まあ普段乗りでスピードは出さないので7速で十分でしょう。
悩みどころはフロントですが、こちらは一旦シングル運用にして、どこかのタイミングでクランクごと変更しようかと思っています。
ハンドル周り
ここが一番ネックで、クロスバイクはノーマルステムなので、見た目が今風のロードバイクじゃない。なので、アヘッドステム変換アダプタを使うか、フォークを交換するかというで悩んでいます。
フォークの交換はヘッドパーツの圧入が必要ですが、ディスクブレーキ対応フォークに交換すればディスクブレーキ化もできます。
ということで、とりあえずはノーマルステムに28.5mmの細めのドロップハンドルをつけて対処するしようと思っていたら、ノーマルステムがドロップ部分を通過できないことがわかったので、とりあえず安い変換アダプタで対処します。
ステムとハンドルはありものです。
ブレーキ
このクロスバイクはMTBベースではなくて、シティサイクルベースなのか、ブレーキは前後ともにロードと同じサイドプルのリムブレーキです。ただ、28Cのタイヤを履いているので、タイヤクリアランスが広く、ロード向けのブレーキだとリムまで届きません。
ですので、ここは標準のままのブレーキで運用して、どこかのタイミングでディスク化をしたいと思います。
サドル・シートポスト
サドルは現状はシティサイクルみたいなサドルがついているので、この機会にロード用のサドルに変更します。
シートポストもロードバイクのあまりのアルミシートポストを移植します。クロスバイクの方は質感的に鉄っぽかったので、少しは軽くなるかも。
ロード化のコスト
ロードバイク系のパーツは基本持っているもので済ませるので、必要なパーツは、
- アヘッド変換アダプタ
- 新品のブレーキワイヤー(タイコが違うので交換必須)
あたりでしょうか。アウターはできればそのまま使いたいと思っていますが、ダメだったらこの機会にシマノに交換します。トータル2,000円くらいで済みそうです。
自分の場合はパーツがあったのでこれくらいですみますが、普通であれば、
- ロード用ホイール
- ドロップハンドル
- ステム
- STIレバー
あたりが必須になるので、中古でパーツを集めても2万円くらいはするかもしれません。
2万円というと、激安ロードバイクやエントリーグレードのロードバイクの中古品が手に入る値段なので、パーツを持っていない方がクロスバイクをロードバイク化するのはあまりコスパはよくないですね。
5万円も出せば、そこそこの中古ロードバイクが買えるので、正直そっちを買った方がコスパは高いと思います。
今回は、とりあえずロードっぽい自転車にするというところを落とし所にしています。
そのあとは、
- BB・クランクのロード化
- ディスクブレーキ化
と色々いじり倒したいと思います。
元値が2万円のクロスバイクなので、遊んで壊れても笑える値段なのが良いですね。まずは、ロード化をする前に全バラシでオーバーホールをする予定です。