ワークマンのサイクルウェアを買って後悔した話
安くてそこそこ性能も良いことで人気のワークマン。ライトユーザー向けのサイクルウェアを買って後悔したのでまとめました。
公開日: 2022.5.17
これはサイクルウェアじゃない
ワークマンって絶妙な価格設定で、スポーツウェアとしてはそこまで安くないけど、ちゃんとしたサイクルジャージよりも圧倒的に安いというところが魅力ですよね。
筆者もロードバイクデビューしたての時にサイクルジャージを買ったんですが、ワークマンは一般向けを狙っているのでフィット感がいまいち。ダボっとしていてサイクルジャージっぽくない。あと、素材が撥水系のウェアが多くて、めちゃくちゃ蒸れて暑い。ベンチレーションとかあっても無意味なくらい透湿性が皆無で雨の日くらいびしょびしょになります。
防水性、防風性は高いので、一度寒い日にウインドブレーカー扱いで着てサイクリング行ったんですが、透湿性が皆無すぎて汗だくで汗冷えしてしまいました。あと、ライド中カサカサうるさいですね。
結構いい値段で買ったものの、雨の日のレインウェア化させています。
ワークマンのサイクルウェアを買うなら、中古を買った方が良い
当時は知らなかったんですが、サイクルウェアというと、日本で人気なところではカペルミュールとか、カステリとか、アソスとか、高いですよね。半袖で1万円ってどういうこと?って思います。
ただ、パールイズミとかdhbとかのお手頃サイクルウェアの中古を探すと、意外と2,000円未満、つまりワークマンくらいの価格のアイテムがあります。
自分の持っているサイクルジャージは、パールとdhbがほとんどですが、中古のものは全部1,000円未満で買っています。中には定価が10,000円を超えるものもあります。
dhbは気に入って新品もWiggleで買っていますが、それでも一番高いのでメリノウールの長袖ジャージで3,980円くらい。機能性、フィット性を考えたら絶対こっちのが良いです。
ワークマンのサイクルウェアは「とりあえず一枚」くらいがちょうどいい
ワークマンはサイクルウェアへの入口としては全然良いと思います。価格も安くて手が出しやすいという間口を広げてくれたという貢献も大きいでしょう。
ただ、しっかりロードバイクに乗るようになると、最終的にウェアはちゃんとしたのが欲しくなります。夏は適当なウェアでも良いのですが、秋から冬の寒い時期は、適当なウェアでライドをすると、汗冷えで大変なことになります。自分は汗冷えで一日ダメにして、ちゃんとしたジャージを揃えました。
「ピタピタが嫌」「ガチな感じは出したくない」という方でも、上だけ緩めのサイズのサイクルジャージを選んで、下はハーフパンツとか、カーゴパンツでコーデをすれば、ガチ感はかなり軽減できます。
とりあえず「サイクルジャージってどんなものだろう?」という体験で買う意味では、2,000円くらいまではワークマンで出してもよいと思いますが、5,000円以上となると中古でそこそこのサイクルジャージがワンセット買えてしまうので避けるべきかなと思います。