サイクルウェアに必要な条件
通気性・速乾性
自転車は自分がエンジンなので、身体、特に上半身はかなり暑くなり汗をかきます。ですので、ウェアには通気性があるものが最適です。
フィット感
自転車はスピードを出すと空気抵抗が大きくなるので、なるべく身体にフィットするウェアを選んだ方が空気抵抗がよくなります。
サイクルウェアがピタッとしているのは、保温性や通気性の問題もありますが、空気抵抗という側面もあります。
収納(ポケット)
サイクリングの時はなるべく身軽な方が良いので、サイクルウェアには収納があると便利です。鍵や財布、エマージェンシーカードのような重要なものから、補給食などのパッと取り出したいものまで、ウェアにポケット、もっと言えばチャック付きのポケットがあると非常に便利です。
スポーツウェアごとにチェックしてみた
主要スポーツごとに、通気性・速乾性、フィット感、収納(ポケット)の3つのポイントで、サイクリングウェアとしても使い回せるかをチェックしてみました。
ウェア | 通気性・速乾性 | フィット感 | 収納(ポケット) |
---|---|---|---|
サッカーウェア | ◎ | △ | x |
野球ウェア | x | x | △ |
バスケウェア | ◎ | x | x |
テニスウェア | ◎ | △ | △ |
ゴルフウェア | ◎ | ◎ | △ |
ランニングウェア | ◎ | △ | x |
ヨガウェア | ◎ | x | △ |
登山ウェア | △ | △ | ◎ |
こうしてみると、ゴルフウェアが一番良さそうです。テニスウェアも夏場なら良いですが、冬は寒くて死んでしまいそうです。
夏場で言えば、サッカーウェアやランニングウェアでもいいですが、収納力が皆無なのが辛いところですね。登山ウェアはどちらかというと、「雨に降られたら・寒くなったら」をベースにしているので、サイクルウェアにはちょっと暑そうです。
ゴルフウェアならサイクルウェアにも着回せる!
考えてみたら、ゴルフは、サッカーやバスケットボールほどは走り回らないけど、炎天下でも歩き回るから通気性・速乾性はいいし、クラブをぶん回すからフィット感もあり、ピンやスコアなどを入れておくポケットもあるので、自転車に似た感じですね。
サイクルウェアよりもカジュアルで、レディースは可愛いウェアも多いし、サイクルウェアよりもフリマなどで古着も探しやすそうだから、結構ありな気がします。