ロードバイク

両方常用してわかった、ロードバイクとクロスバイクの違い

両方常用してわかった、ロードバイクとクロスバイクの違いをまとめてみました。

公開日: 2021.9.16

ロードバイクとクロスバイクの違い

カスタマイズのしやすさ

ロードバイクは、パーツの流通量が非常に多く、ほとんどのパーツの交換が可能です。一方で、クロスバイクは、VブレーキなどMTBのパーツを使っているケースが多く、本格的にアップグレードをしてくとどんどんMTBになってきて、クロスバイクの用途である街乗りから離れていってしまいます。

そのため、カスタマイズをしようとすると、クロスバイクだと結局ロード化やブルホーン化などの「クロスじゃない方向」にカスタムしていくことになります。

一方で、ロードバイクの場合はカスタマイズする箇所もパーツも豊富なので、カスタムの楽しさはロードバイクのが多いなと感じます。

ポジションの違い

ロードバイクとクロスバイクの一番の違いはポジションでしょう。クロスバイクは前傾姿勢が浅め(とはいえ、ママチャリよりかは結構深い)ので、ロードバイク”より”は楽な姿勢で乗れます。

ただ、ロードバイクに乗り慣れて仕舞えば、前傾姿勢は特に辛くは無くなってくるので、ロードバイクに乗りたいなら前傾姿勢を理由に諦める必要はないと思います。しっかりとポジションを調整して、数ヶ月乗れば慣れます。

最近は街乗りロードバイクも増えてきていて、デザインも街乗りでも浮かないような完成車が増えてきたので、ロードバイクで街乗りでも問題ないなぁと感じます。

普段乗りなら走行速度は大きな差はない

「クロスは遅い、ロードバイクじゃなきゃ」という声をチラホラ聞きますが、しっかりとトレーニングをしている人なら、クロスバイクでも時速40kmくらい出せると思います。ただ、それ以上の速度域になると、高速走行を前提としてちゃんとしたロードバイクでないと厳しいかもしれません。

自分は貧脚なので、そもそも時速40km以上を出すことがほとんどないので問題ないですが。。。

保管の違い

意外と大きいなと思うのが保管の違いです。

クロスバイクは安くて数万、高くても10万くらいですが、ロードバイクはミドルグレードでも20万以上したりします。

20万円以上のロードバイクに乗っていると、盗難や傷つけられるのが怖くて、気軽に駐輪したり、屋外に駐輪できなくなります。

特にカーボン・ロードバイクの場合、集合駐輪場だと、鉄の頑丈なママチャリに横から突っ込まれてフレームを破損するリスクがかなり高いので、普段乗りには向いていないなぁと感じます。

ロードバイクで普段乗りをするなら、クロモリかアルミがベストと感じますね。

普段乗りはどっちの方が良い? => どちらもで良い

普段乗りで両方使ってみて思ったのは、どちらでも問題ないということです(カーボン・ロードバイクを除く)。

クロスバイクはクロスバイクの楽しさがありますし、ロードバイクが好きならロードバイクで街乗りしても問題ありません。ロードバイクでまったり走ったっていいんです。

プロじゃない素人の我々にとって、自転車は趣味の世界ですから好きな方を乗れば良いと思います。