ロードバイク

真冬のサイクリング用にdhbのソフトシェルジャケットを買ってみた

真冬のサイクリング用にdhbのソフトシェルジャケットを買ってみたので、どんな感じなのか、メリットや使い勝手をまとめました。

公開日: 2022.1.27

dhbってどこのブランド?

ロードバイクユーザーの中では有名なWiggleという通販サイトのPBだそうです。最近では、プロロードチームにもジャージを提供しているのだとか。

dhb

安いのに高性能。サイクルジャージ界のユニクロって感じでしょうか。

ソフトシェルジャケットって何?

筆者は全然知らなかったのですが、アウトドアではソフトシェルジャケットというのは定番のウェアらしいです。

ウインドブレーカー(シェルジャケット)のようにガザがさしないソフトな生地、でもしっかりと風も防いでくれて、冬用のサイクルジャージのように暖かいというのが、サイクルウェアのソフトシェルジャケット。

冬のサイクルウェアはレイヤーリングと言って、薄いウェアを重ね着して温度調整をするらしいのですが、ソフトシェルジャケットは0〜5度くらいのレイヤリングだけでは対応しづらいシーンに最適なアウターウェア。

実際に着てみて思ったこと

風を通さない&フリース生地&サーモ生地で、超絶暖かい

着てみて思ったのが、薄いのに暖かい。冬用サイクルジャージと比較すると分厚いし、ゴワゴワした感じはしますが、別次元の暖かさです。

イメージとしては、「冬用ジャージ + ウィンドブレーカー = ソフトシェルジャケット」という感じでしょうか。気温が上がらない日は、レイヤーリングをしないで、インナーを重ね着してその上にソフトシェルジャケットを着るだけで、十分体温調整が出来そうです。

通気性はあまり高くない

今回筆者が買ったdhbのアイテムに限らず、ソフトシェルジャケット自体、防風性・防水性が高いアイテムが多いようで、通気性はあまり良くないです。

熱が中に篭りやすいので、暑くなってきたら確実に汗だくになるパターン。気温が10度くらいのサイクリングだと、「着ると暑い」「(でも、中は薄着だから)脱ぐと寒い」という、微妙な感じになりそうな雰囲気。

ただ、0〜5度くらいのサイクリングだと高強度トレーニングでもない限り「ウォーミングアップが終わっても、常に寒い」というシーンのが多いので、前ジッパーで体温調節をすれば1枚で済むのは荷物を減らすという意味では良いですね。

荷物を減らせる

冬のライドの場合、スタート時と帰宅時で気温が大きく違うことがよくあります。出発時は0度だったのに走る時は10度くらい、夕方になったら4度くらいって感じで、都度レイヤーリングで上着を着たり脱いだりです。

サイクリングコースにちょっと数時間トレーニングに行くくらいにならいいですが、長時間のライドとなると全部の気温に対応するウェアを持っていくのは意外と荷物になります。

その意味では、ソフトシェルジャケットは一枚でウィンドブレーカーと冬ジャージを兼ねる(ものによってはレインウェアも)ので、荷物を劇的に減らせます。ツーリングや自転車でキャンプなんかをする人には最適なんじゃないでしょうか。


自分のこれまでの冬のサイクリングウェアの運用は、

  1. 汗対策インナー
  2. ベースレイヤー
  3. 冬ジャージ
  4. ライトダウン(ウォーミングアップ時だけ)
  5. ウインドブレーカー

という5段階だった(これでもスタート時はだいぶ寒かった)のが、

  1. 汗対策インナー
  2. ベースレイヤー
  3. ソフトシェルジャケット

という3段階で、ほとんどのシーンに対応できるようになったのはかなり身軽になって快適度が上がりました。

ソフトシェルジャケットは値段が高いので手が出しにくいですが、一枚で対応できると考えたらコスパは高めなので、冬にライドをする人は持っておいて損はないと思いました。