Zwiftは実走感はある?
やってみたのがパワーメーターベースのZwiftで、自動負荷調整機能がなかったのもありますが、あまり実走感はありませんでした。
実走感がなかった理由を振り返ってみると、
- 仮想空間を走ってもハンドリング/ブレーキングがない
- 結構回しても速度にすぐに反映されない
- 平坦コースでも勾配が結構あって、実感と速度が合わない
という感じでしょうか。
この辺りは、スマートトレーナーを導入することで改善される部分もありますが、ハンドリングやブレーキングあたりまで対応できたら神ですね。
Zwiftの魅力はなに?
やってみてわかったのは、一番の魅力は「誰かがいる」ということじゃないでしょうか。もちろん、グループライドとかしてないんですが、コースには世界中の誰かが走っているので、孤独感は全くありません。
ローラー台ってどうしても孤独なトレーニングなので、張り合いがないというか、単調になりますが、Zwiftだと誰かを抜いたり抜かれたりというのがあるので、「抜かれたくない!」と頑張るので、サイクリングロードを走ってる感じはあります。
もちろん、Zwift内の景色を見ながら走るのは新鮮で、意外と楽しいんですが、おそらくこれは1ヶ月も続ければ飽きると思います。
微妙だなと思った点
Zwiftで微妙だなと思ったのは、
- パワーの再現性が低い
- 速度の変化がわかりづらい
あたりです。
パワメーターとの実測値の差が30〜40Wくらいある気がします。この辺りはZwiftパワーとも言われているので、別物と考えた方が良さそうですね。
あと、バーチャル空間での速度がわかりづらい点。これはかなり致命的だと思いました。誰かと競っていると速いか遅いかはわかるんですが、風景の変化は時速10kmでも40kmでもあまり感じません。VRゴーグルとかでやったら違いがありそうですが、汗だくで壊れそうです。
あと実走だと、風とか音とかで速度を感じている面も大きいのでしょう。車で高速に乗っても速度をそこまで感じないのと同じ感じです。
Zwiftを契約したいと思ったか?
これに関しては正直微妙です。月額1,500円というのはかなりネックだなと思います。
月額500円くらいだと気軽に入れるんですが、Zwiftからすると、月額500円にしたら3倍の会員が獲得できないと思っているのでしょう。それくらいニッチですしね。
契約するとしたら、実走ができない梅雨の時期限定で2ヶ月とかでしょうか。毎日ライドするくらいじゃないと元が取れない気がします。
自分の場合は、帰宅後に毎日10kmくらいやるのも良いですが、それくらい頻度が高いならZwiftスペースを設けないと、準備する方が手間です。