クロスバイクをロード化計画(2) - フロントクランクFC-A070へ交換
クロスバイクをロード化計画のその2。今回は、フロントダブル化に向けて、フロントクランクの交換しました。
公開日: 2021.9.12
スクエアBBのロードクランクは選択肢が狭い
エントリー向けのロードバイクでは、多くがスクエアBBのクランクを搭載していますが、FSAなどのシマノ以外の製品がほとんどです。
FSAも品質自体は全く問題ないのですが、今回はシマノで固めたいということもあって、スクエアBBで使えるフロントダブルのクランクを導入しました。
導入したのは、シマノのターニーグレードのロード向けクランク「FC-A070」です。中古品をフリマで1,000円くらいで購入しました。
シマノ TOURNEY A070 - ロードクランクセット 2x8/7スピード
スペック的には、50-34Tとロードのエントリー向けに多いいわゆるコンパクトクランクで、Qファクターが169mmとロード用というよりはMTB用に近いですが、街乗りがメインなので良しとしました。
本格的にロード化するなら、BBもホローテックのBBにして、FC-R7000あたりに交換するのが良いでしょう。
問題点はいくつかあって、
- クランクだけで1kgオーバー
- チェーンリングの交換が不可
- Qファクターが大きいので、FDの調整が必要
という点です。
ただ、外に駐輪しているクロスバイクなので、劣化を考えると1万円のクランクを取り付ける気にはならなかったので、1,000円なら良いかなと思っています。
実際に交換してみて
クロスバイク純正のクランクは、アーレンキーではキャップを外せない専用工具が必要なタイプでしたが、自転車工具セットに入っていたのでいけました。こういう時に工具セットはありがたいですね。
重量はシングルクランクなのに約1.1kgもありました。今回はダブルで1kgくらいなので、重量は増えずにダブル化できたのはよかったです。
回転はBBが同じなのであれですが、Qファクターは純正よりも少し狭くなったのでロードっぽい走りになりました。純正はほとんどママチャリクランクでしたからね。
次回
次はフロントダブル化の完結編ということで、フロントディレイラーとシフターを導入します。
一旦、家に転がっていたフラットバー用の右シフターと7速ホイールで、2 x 7 = 14速クロスバイクとして運用してみます。
元々がシングル仕様のクロスバイクなので、フレームにフロント変速用のシフトガイドがないので、そこがポイントになりそうです。