ロードバイク

BBB ウィンドウェイブ 携帯ポンプ BMP-54レビュー

ワイズロードの歳末セールで、BBBの携帯ポンプ「ウィンドウェイブ BMP-54」を300円と激安でゲットしたのでレビューします。

公開日: 2022.12.27

サイズ・重さ:○

重要は111gで非常に軽量なのですが、サイズは250mmとあってでかいです。逆にいうと、250mmというサイズで111gという軽量さを保てているのはすごいなと思いました。

長さがあるのでツールボトルやトップチューブバッグには間違いなく入りません。小型な携帯ポンプを探している方には不向きでしょう。

ただ、このサイズ感は大きな持ち手のTハンドルと、1プッシュの送り込む空気量に影響している部分なので、個人的にはこのサイズ感で良いと思いました。確かに、小さい方がジャージのポケットに入れたり、ツールボトルに入れたりしてスマートですが、携帯ポンプはしっかりエアを入れられるのが大事ですしね。

なお、本体にはボトルケージ取り付け用のブラケットが付属しているので、ボトルケージに取り付けるのがベストではないでしょうか。

見た目的にはアレですが、ボトルケージにかなり近づけて取り付けが可能で、ケージにボトルが入っていれば、ほぼ存在感ゼロなので、そこまで気になりません。

自分は、ほとんどソロライドか妻とライドするくらいなので、誰かに指摘されるということもありませんし、大きく見た目を損なわなければ問題ありません。

プッシュのしやすさ:◎

T型ハンドルは初めて使いましたが、プッシュのしやすさが圧倒的に違います。しっかり力を入れられるので、高圧になってからは他のポンプ同様結構重くなるのですが、このT型ハンドルおかげでプッシングが楽です。

スペック上は7Bar 100PSIまで入るとなっていますが、100PSIはきついかもしれませんが、80PSIくらいは普通に入りました。

25Cのチューブラータイヤと35Cのクリンチャーで空気を入れてみましたが、どちらもバルブとの接続が甘く、ロック機構を使ってもしっかりとハマらなかったので、片手で抑えながらプッシングする形になりました。

ただ、どちらのバルブもリムに固定するタイプのバルブではなかったから固定が甘かったという可能性はあります。

ちなみに、100PSIまで入る携帯ポンプなので、「高圧ポンプ」に当たるのかもしれませんが、サイズが大きいため一回のプッシュで入る空気量が多いため、グラベルやMTBなどの太いタイヤ向けの「ハイボリューム」ポンプとしても使えると思います。実際、700x35Cタイヤでも普通に入りました。

作り:◎

作りについてはBBBは安い割にしっかりしてるというイメージですが、ウィンドウェイブ BMP-54についても同じでした。

携帯ポンプは3台目ですが、個人的にはBBBのポンプが一番頑丈な作りです。パーツごとのグラつきなどもないですし、樹脂と金属の組み合わせですが、オール金属のような頑丈さがあります。