入門ロードバイク買ったらアップグレード沼が思ったより深すぎた件
入門ロードバイク買ったらアップグレード沼が思ったより深すぎたので、どんな沼だったのかを残します。
公開日: 2020.11.26
ロードバイク沼の正体とは?
推奨アップグレードが沼の入り口
よく言われているのが、
- ブレーキ
- ホイール
- タイヤ
この辺り。このうち、ブレーキとタイヤはまだ1万円くらいで交換できるけど、両方合わせて2万弱。これだけでも入門ロードバイクを買った人からすると大出費です。しかも、タイヤはともかくブレーキは大事なんですが、速くなったり軽くなったりはしません。となると、どうしてもホイールになりますよね。
しかし、いろいろ調べて見ると、ホイールは3万円以上出さないと効果のあるものは手に入らないということがわかりました。中古でも1万円前後で売っているのは鉄下駄と呼ばれる2kgくらいのもので、入門ロードバイクの標準ホイールと100gくらいしか変わらないものがほとんどです。
簡単には手が出ませんね。ここからが沼に入っていきます。
お手軽アップグレードの沼
じゃあどうするのかというと、お金をかけないで軽量化だ!となって、
- サドル
- シートポスト
- ハンドル
- ステム
あたりに手を出すことになってそうです。
しかし!ここでも結局数千円くらいで買えるものは「それなり」であって、結局いいものにしようとすると1、2万円の出費が必要になってきます。だんだんと沼に入ってきましたね。
ここで妥協するか、ホイールなど効果の高いところに投資をするか悩むようになります。
コンポグレードという甘い沼
そうやって調べているうちに、中古ショップなどもチェックするようになってくると、意外なことに気づきます。
「105、ティアグラくらいのグレードのパーツ安くない?」
そうです。コンポのパーツって高いのは、STIレバーとクランクセットくらいで、実はディレイラー、スプロケットとは、意外と2、3千円くらいでゴロゴロ中古品が売られているんです。
ここでまた大きな罠があって、入門ロードのクラリス・SORAは8、9速なので、ティアグラ、105の10速、ないしは11速に対応しようとすると「コンポフル取り替え」が必要になるんです。(一応、STIレバー、リアスプロケット、チェーンだけでも交換することもできるみたいですが)
フル取り替えとなると、専用工具も必要になります。工具だけでも5千円くらいはします。
結局安くても、コンポセットが中古で2、3万、工具で0.5万で3.5万くらいはしますね。そして気づきます、
あれ、まあまあなグレードのホイールを新品で買うのと同じくらいなんじゃ、、、
そうです、ここからは最初のホイール沼に逆戻りです。。。。
入門ロードバイクのアップグレードは最低でも3万円以上を覚悟しよう
ここまで見てきた通り、結局ロードバイクのアップグレードって、効果が体感できるようなものだと3万円は覚悟してなきゃいけないみたいです。
ただ、難しいのが、新車で10万円くらいのエントリーロードを買っていると、プラスで3万円の投資って「あと2万くらいで安い105グレードの新車が買える金額」なんですよね。
「ロードバイク買うなら高くてもいいから105グレード以上にしろ」というのはこういったところが理由なんだなというのがよくわかりました。