バーチャルサイクリング環境をゲーミングPCに移行したら超快適だった話
2023年はローラー台にたくさん乗るぞ!ということで、バーチャルサイクリング環境をゲーミングPCに移行しました。やってみたら超快適だったのでまとめます。
公開日: 2023.1.16
スマホから眠っていたゲーミングノートPCに移行
もともとローラー台用のデバイスは、ジャンクで2000円で買ったGalaxy Note 8をディスプレイ出力して使っていたのですが、OSが古くなって一部のアプリが対応していないこと、Display Port出力をしながら充電をするには、特殊なハブが必要ということで、結構面倒だなと思っていました。
2023年に入って、ゲーミング環境を新調したので、サブになって眠っていたゲーミングノートPCに、ディスプレイを繋げる環境へ移行しました。
バーチャルサイクリングはゲーミングPCでやるべき!と思った理由
グラフィックが綺麗
バーチャルサイクリングって、単純に言えば画面見ながらローラー台トレーニングしているだけなので、ただのローラー台トレーニングなんですよね。
バーチャルサイクリングが楽しいと思えるのは、画面を見てどこかを走っていると錯覚したり、ゲーム内で誰かと競ったりという「脳を騙す」という要素が強いわけです。
当然ですが、脳を騙すならグラフィックは美しさ方が騙せるわけで、スマホの簡易版グラフィックから、路面の割れまで描画されるPC版に移行したことで、「騙され率」も劇的にアップしました。
この効果は意外とてき面で、「世界をライドをしている」感が出て、ローラー台トレーニングのマンネリ感が減っています。
ほとんどのアプリが対応している
場ーチャルサイクリングアプリは、AndroidやiOS端末だとOSバージョンで切り捨てられてしまいます。自分のように古いAndroidスマホを据え置きで専用にしようと思っても、どっかのタイミングで切られてしまうのです。
Windows 10であればほぼ全てのバーチャルサイクリングアプリが現行バージョンをサポート。厳密にはWindowsもどこかでサポートは切られるのですが、少なくともAndroidよりかは長く使うことが出来ます。
スマホと違ってトラブルシューティングが楽
スマホの場合、画面サイズも違えばSoCも違えばOSバージョンも違うので、端末依存のトラブルが少なからずあります。自分の場合、Android 9環境でアプリが立ち上がらないということもありました。
Windowsはどのデバイスで立ち上げても基本Windowsですので、そうしたトラブルは少なく、もしあったとしてもドライバや設定の問題なので、フォーラムなどを調べればトラブルシューティングが楽です。
バッテリー落ちの心配がない
スマホでバーチャルサイクリングをする一番の問題点が、ディスプレイ出力と充電を一つの端子でやらなければならないこと。
これは意外と面倒で、モバイルバッテリーやアダプタを取り回しておくと、落とすリスクがありますし、充電しないとモリモリバッテリーが減っていって、レースの最後の方にバッテリー切れなんてこともあります。
いざライドをしようと思ったら、バッテリーが切れてて萎えるなんてこともよくあります。
ゲーミングPCならアダプタを常時接続しているのでバッテリー切れの心配もせず、ライドに集中できます。
据え置きですぐにライドできる
ローラー台トレーニングは楽しいと思うことも多いですが、疲れてたりすると億劫になります。
そんな時、人間はいろんな理由をつけてやらないように仕向ける生き物ですが、ローラー台スペースに据え置きしておけば早ければ3分とかでライドができるので、「面倒」という理由を省くことが出来ます。
この「すぐに出来る」環境は継続的なトレーニングでは意外と重要で、ローラー台は継続してやることで一番効果が出るので、環境を整えるのは大事だなと思いました。
ゲームしながらトレーニングが出来る
ゲーミングPCなのでサイクリングアプリだけでなくゲームをインストールして、マルチウィンドウで開くことも出来ます。つまり、ローラー台しながらゲームをするのも問題なし!
ほとんどのバーチャルサイクリングアプリは、フルスクリーンとウィンドウモードを選ぶことが出来るので、ウィンドウモードで別に開いておいて、ゲームをプレイするということもできます。
ただ、ゲームの方がフルスクリーン縛りのタイトルがありますし、ペダルを回しながらプレイ出来るゲームも限られてきます。
ゲーミングPCでやるデメリットも
ローラー台スペースに据え置きにしたくなる
自分はサブのゲーミングのノートPCに3000円で買った23インチディスプレイを繋いで据え置きにしています。
メインのゲーミングPCではなくサブPCなので、ローラー台スペースに据え置きにしていますが、メインのゲーミングPCの場合は、移動させる手間があるのでちょっと微妙です。
その意味では、デスクトップゲーミングPCを組んで、HDMIスイッチで、デスクのディスプレイとローラー台スペースのディスプレイに切り替えるベストな気がします。
スペックの無駄遣い?
バーチャルサイクリングアプリはWindowsで実行すると非常に高精細な描画になって気持ちいですが、ぶっちゃけ内蔵GPUでも処理出来るレベルの負荷なので、dGPUを搭載したゲーミングPCで使うのはスペックの無駄遣いです。
もし、据え置きにするなら、それこそ中古で4万円くらいの型落ちのゲーミングPCで十分だと思います。
現行のハイスペックゲーミングPCのdGPUで処理させる必要はないです。