TRP Spyre SLCのディスクパッドはシマノの「ワイドタイプB」
グラベルロードバイクを組んでから、順調に効いてくれているTRP Spyre SLCですが、走行距離が出てくるとパッドとローターの減りがどうしても出てしまうので、交換用の予備を買うことに。
TRP Spyre SLCは、シマノのM525、M515と同型のパッドを使っているらしく、TRPの純正品じゃなくても使えるようです。自分的にはここがTRP Spyre SLCに決めた部分でもあります。
ただ、詳しく互換性を見ていなかったので、今回調べてみると、どうやらシマノのB01Sなどの「ワイドタイプB」と互換性があるようです。ワイドタイプEであるE01Sなどを使っている方もいるようですが、基本はワイドBです。
ちなみに、機械式ブレーキで人気のEQUALもシマノの「ワイドタイプB」のようです。
シマノの「ワイドタイプB」のディスクパッド
シマノのディスクパッドは種類があって、キャリパーの時にように「とりあえずつけてボルトを閉めればいい」と言った簡単なものではありません。キャリパーが対応するパッド、パッドの素材、ローターの素材などに互換性があります。
調べてみると、ワイドタイプBでは、現行モデルが「B05S-RX」、レビューに多い旧モデルが「B03S」、さらに一つ前のモデルが「B01S」となるようです。全てレジンパッドですね。
B01Sについては流通在庫のみのようです。バージョンアップするごとに耐久性が上がっているようなので、今から買うならB05S-RXですね。
自分はそこまで速度を出して走らない(貧脚なので出せない)ので、ブレーキの効きはメタルでなくても十分ですが、ストッピングパワーが欲しいならメタルのE01Sになるのでしょう。
「ワイドタイプB」の互換のディスクパッド
シマノのM525、M515あたりは定番のディスクブレーキキャリパーなので、互換品がたくさんあります。
有名どころでいうと、
あたりが使えそうです。
コスパで言ったら圧倒的にLifelineのパッドが安いですが、シマノのB05S-RXが実売で1,000円くらいなので、どうせならシマノを使いたいですよね。
「めっちゃ効くブレーキシュー」で有名なSwissstopですが、Disc 15パッドについてはレビューがあまりなく、そのくせして高いのでコスパが悪そうです。
チャイナディスクパッドは避けたい
いろんなレビューを見ていると、みなさんAmazonなどで販売している激安チャイナパッドを使ってみて、鳴きが出たり制動力が落ちたりしてシマノの純正に戻ってきているようです。
まあ、チャイナクオリティというよりかは安かろう悪かろうなんでしょうが、数百円の差ならチャイナは避けて純正を使うのがベストですよね。