フレームをアルミからカーボンにしたらどれくらい軽くなるのか
フレームをアルミからカーボンにしたらどれくらい軽くなるのか、他のパーツの軽量化効果と比較してみました。
公開日: 2020.11.19
ロードバイクのアルミフレームセットは2.0〜2.5kg前後
エントリーロードバイクに採用されているアルミフレームですが、重量はフレーム + フォークで2kg前半というのが多いようです。
例えば、日本メーカーのNESTOのエントリーロードバイク・ALTERNAのフレームセットでも1,530g + 675gで2,205g。
ロードバイクのカーボンフレームは1.5kg前後
一方で、カーボンロードバイクの場合は、上位モデルでも1.4kg、上位モデルでなくても1.6kg前後となっています。アルミロードとの差は800g程度。イメージ的にはアルミよりも圧倒的に軽くて1kg以上違うのかと思いきや、そこまででもないんですね。
軽量化コストが100gで1万円と言われている世界なので、800g軽量化出来るのはすごいですが、そのために20万円のフレームを買うのは何か違う気がしますね。
ロードバイクの軽量化をするならどこ?
他にロードバイクの軽量化するパーツとして効果が大きいのは、
- ホイール・タイヤ(最大で600gくらい)
- ハンドル・ステム(最大で200gくらい)
- サドル・シートポスト(最大で200gくらい)
- コンポーネント(最大で500gくらい)
という感じなので、交換コスト・手間を考えると、ホイールの方がコスパは良さそうです。これが「最初にアップグレードするならホイール」と言われる理由なのかしれないですね。
逆に、価格も手軽なハンドル周り、サドル周りは、安くてもホイール・タイヤの1/3程度しか軽量化が出来ないわけですね。
現状自分のロードはペダル込みで9.5kg程度なので、9kgを切ると考えるとホイール・タイヤ関連が良さそうな気がします。