バラ完で組んだロードバイクがようやく形になったのでまとめる
初めてバラ完で組んだロードバイクが、1年くらいかかってようやく納得のいく形になったので、組み上がった成果物と、バラ完をやった感想などをまとめました。
公開日: 2022.5.22
バラ完から約1年、ようやく形に・・・
メリダのカーボンフレームを入手して、バラ完(厳密にはフレームの組み替え)で組んだ初めてのカーボンロードバイクが、ようやく形になりました。
主なスペックは、
- フレーム:メリダ スクルトゥーラ
- ホイール:PAX Project カーボンリム・チューブラーホイール38mmハイト
- タイヤ:Vittoria Rally チューブラー 25C
- コンポ:シマノ 5800系105 + FC-6800 + BR-R8000
- サドル:シマノ PRO GRIFON
- ハンドル:シマノ PRO PLT Compact セミエアロ
- ステム:Deda ZEROステム 100mm
- ブレーキシュー:BBB カーボストップ
- ペダル:LOOK KEO 2 MAX カーボン
と言う感じです。5、6年前のミドルグレードって感じでしょうか。重量は実測で7.7kg程度。ホビーユースでは十分な軽さです。
初めて買ったロードバイク・Momentum iWant Claris(日常の足として毎日活躍中)がペダル込みで10.5kgくらいだったので、重量だけでも雲泥の差ですね。
パーツの選定としては、まずは気に入ったメリダのカーボンフレーム(サイズジャスト)があり、組み付けるパーツは105をベースに回転形と制動系をワンランク上のパーツをつけるというコンセプトにしました。
レースに出るわけではないので、変速性能はほどほどで良いので105。100km、200kmのロングライドには挑戦したいので、なるべく疲れを減らすための回転性能、制動性能を高めた形です。
結果として、クランクとホイール、ブレーキで全体コストの50%くらいを占めています。
また、体重をかける部分はなるべくカーボンは使わないというコンセプトのため、ステムとハンドルはアルミです。
ここまで総額
ここまでのバラ完総額ですが、全体で8〜9万円です。パーツは新品と中古が混じってますが、半分以上は中古ですね。
105グレードで8kgを切るカーボンロードだと、中古完成車で15万円くらいでしょうか。半額とまでは行かないですが、かなり安く組めたかなと思います。
なぜ時間がかかった?
ダラダラと1年かけて組んだというよりかは、良いパーツを見つけては買って交換し、という感じで徐々にアップグレードを加えつつ組んでいたので、気づいたら1年くらい経ってました。
1年前に組んだ時は、半分くらいがMomentum iWant Clarisのお下がりパーツで、それから毎月のサラリーマンの少ないお小遣いで少しずつ交換していきました。
一番走りに影響したのはやっぱりカーボンホイールでしたね(妻からの誕プレ)。重量が前後で1.3kgと名品・鉄下駄ホイールWH-RS100から800gくらい軽量化されつつ、ディープリムで高速巡航が楽になりました。
普通に漕いでるとポタリングくらいの感覚でも30km/h前後出てしまいます。
初めてのバラ完で思ったこと
今回が初めてのバラ完だったのですが、
- 最初から完成形を求めすぎない
- 好みや体力に合わせてパーツを組み替えていく
という方針でやったのが個人的にはよかったですね。いきなり完成形を狙うと、なかなか良いパーツと巡り合わなくて中古だと辛くなっていきます。
パーツ単体で選んで組んでいくので、バイクに合う・合わないもフィットさせやすいですし、こだわりを詰め込めるのも楽しいです。
一方で、中古で揃えようと思うと、メインコンポ以外は意外と程よい値段のパーツが揃わなかったりします。そこは中古の難しさでもあり、見つけた時の嬉しさは楽しさでもあります。
今後の予定
とりあえずほぼ全てのパーツを自分の理想通りに組めているので、一旦はパーツ交換などはしないかなぁと思います。
あと1年くらいしたらまとまった時間もできると思うので、100km超えのロングライドをこいつで楽しみたいと思います。