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Hackintoshを組む時に避けたいパーツまとめ

Hackintoshを組む時に避けたいパーツまとめました。

公開日: 2021.4.12

Macの実機にないCPU

Windows PCメーカーと違って、Appleの実機Macは「新しいIntelのCPUが出たから、現行機種もアップグレード」とはならないので、Mac採用されていない世代のIntel CPUがあります。Macの実機にない世代のCPUだから絶対に使えないということもないですが、実機にある世代の方が安心です。

同じ理由で、Atom、Celeron、PentiumなどMac実機で採用がないCPUグレードも避けた方が無難です。

NVIDIAのdGPU

NVIDIAのグラフィックカードは、最新macOSがサポートするモデルが極端に少なく、今後も最新dGPUが使えるmacOS向けのドライバがリリースされる可能性は低いので、macOSでのNVIDIAのdGPUは「今は使えるかもしれないけど、いつか使えなくなる日がくる」製品です。

最近ではAMDもNVIDIAもそこまで性能差はないと言われているので、素直に実機Macに搭載されているAMDのdGPUを選んでおいた方が幸せになれます。

Intelの内蔵Wifiカード

最近は、Intelの内蔵WifiカードもHackintoshで使えるようになってきていますが、それでも不具合などを考えるとHackintoshで使うのは避けたほうが無難です。

素直にUSBドングルタイプのWifiかデスクトップならPCIカードタイプのWifiを使った方が安全です。 

マイナーメーカーのマザーボード

自作PCのマザーボードは、開発元のリファレンスをベースにパーツメーカーが独自に製品を設計・製造していますが、独自設計などがあるとmacOSの起動の障害になります。

Gigabyte、AsRock、ASUS、MSIなどのメジャーメーカーの場合は、Hackintoshに挑戦した方の情報があったりして対処ができますが、マイナーなメーカーのマザーボードの場合、Hackintosh化に関する情報が入手しづらく、バニラな設定で起動できなかった時点で詰んでしまう可能性があります。

その意味でも、マザーボードは「メジャーメーカー」の「Hackintosh実績のある」製品を選ぶのが無難です。