ロードバイクの中華サイクルジャージを色々買ってみたのでコスパがいいのかレビューしてみた
ロードバイクの中華サイクルジャージをいくつか買ってみたのでコスパがいいのか、問題はないのか、有名メーカーのジャージとの違いをレビューしてみます。
公開日: 2022.1.15
中華サイクルジャージの特徴
中華サイクルジャージのメリット
まずは、中華サイクルジャージのメリットを書き出してみます。
- 安い(有名メーカーの1/8程度)
- 意外とデザインは悪くない
- 極厚パッド
特筆すべき点は価格。シマノやパールなどの有名メーカーのサイクルジャージは、夏用の半袖ジャージでも上だけで1万円くらいしますが、中華ジャージは1,500円ほど。この価格はすごいですね。デザインも最近のトレンドを取り入れているので、悪くありません。
あと初心者に嬉しいのがビブショーツの極厚パッド。普通のパッドよりも厚みがあるので、お尻への負荷を軽減してくれます。
中華サイクルジャージのデメリット
続いて、デメリット。
- 生地はペラペラ
- 縫製が甘い
- 耐久性が低い
筆者は、冬用ジャージはシマノ、カナダのSUGOIあたりを、夏用ジャージはパールイズミのを愛用していますが、パッケージを開けた時に品質の低さに愕然としました。
まず、夏用でも冬用でも生地はびっくりするくらいペラペラです。イメージとしては、冬用が夏用ジャージくらいの薄さ、夏用は夏用ベースレイヤーと同じくらいの薄さのアイテムもあるので、ビブショーツが透けます。夏以外は厚手のベースレイヤー必須です。
あとは縫製が甘いのでほつれてきます。その影響もあって、耐久性は低く、ロングパンツなどは、ちょっと大きめのサイズなのに履いただけ縫製部分がぶちっと切れたこともありました。
サイズ感・フィット感はどう?
中華サイクルジャージは、同じ中華でも結構サイズ感がバラバラです。175cm・65kg、シマノのジャージならLサイズな筆者ですが、Mサイズでちょっと大きいこともあれば、Sサイズでもピチピチで着れることもありました。当たり前ですが、各寸法をしっかりチェックしてから買いましょう。
フィット感は、全般的にピチピチよりに作られているものが多い気がします。ですので、普通に寸法があっていれば、レーシーな見た目になるかと思います。
ベースレイヤーなどを重ねる前提なら、一つ上のサイズでも良いかもしれません。
中華サイクルジャージはあり?なし?
国内サイトのセールを狙った方が良い
安いサイクルジャージというと、サイクルベースあさひのPBのBycicle Lineや海外通販Wiggleのdhbとかがありますが、有名メーカーより30%くらい安いだけなので、初心者は手が出しづらいのがデメリット。中華サイクルジャージが欲しくなってしまいます。
しかし、国内メーカーや海外メーカーのサイクルジャージでもアウトレット品やセール品を狙うと、80%OFF以上になって半袖ジャージが2,000円とかも普通にあります。サイズやカラーの選択肢に制限はありますが、少し小さめをピチピチで着る、大きめをベースレイヤーと合わせてゆったり着る、などの工夫をすれば意外と着れるものが多いイメージです。
アウトレットジャージなら、ワイズロードがオススメ。決算セールなどで在庫処分品が大量に出てくるので、激安で買えます。ワイズのアウトレットになれると、中華サイクルジャージは買えません。
ワイズのアウトレットは、小さいサイズやレディースアイテムの放出品が多いので、ロードバイクを始める女性の方は、一度チェックすると良いと思います。
初めてのお試しならアリ
中華サイクルジャージは安いことには変わりがないので、とりあえずサイクルジャージがどんなものかを知りたいという方は、買ってみても良いかと思います。
それで品質的に満足できるなら買い足しても良いですし、やっぱり品質が気になるというのであれば、有名メーカーのサイクルジャージにステップアップするのも良いでしょう。
ただ、しっかりとしたサイクルジャージが欲しい、一度買ったら長く使いたい、という方は、素直に国内通販で有名メーカーの製品を買うのをオススメします。