ロードバイク

フラットマウントの機械式ディスクブレーキまとめてみた

ディスクロードを新しく組もうかと思っているのですが、メンテが楽な機械式にしようとしたら種類が少なくて困ったので、フラットマウントの機械式ディスクブレーキをまとめました。

公開日: 2022.7.31

ロードバイクのディスクブレーキのマウントの種類

ロードバイクのディスクブレーキには、取り付け方法でいくつか種類があります。

  1. インターナショナル
  2. ポストマウント
  3. フラットマウント

最初はインターナショナルから始まって、先にディスク化が進んだMTBでポストマウントが採用され、最近になってディスク化が進んだロードではフラットマウントが主流だそうです。

後々まで使えると考えると、今からロード向けに買うならフラットマウントがベストなんでしょう。アダプターとかも流用できますし。

ただ、ロードバイクのディスクブレーキは、油圧が主流で、シマノでいうとティアグラ以上は全部油圧。油圧にするとSTIレバーの買い替えも必要だし、エア抜きとかが面倒なので機械式にしたいところです。

フラットマウントの機械式ディスクブレーキを調べてみた

ということで、フラットマウントの機械式ディスクブレーキを調べてみたのですが、現在の主流メーカーでいうと、

  1. BR-RS305(シマノ):前後で1万円ほど
  2. EQUAL(グロータック):前後で3.3万円ほど
  3. Spyre(TRP):前後で1.7万程度
  4. MD-C550(テクトロ):前後で1万円ほど

という感じです。

効きでいうと、グロータックのEQUALは「油圧未満だけど従来の機械式よりも圧倒的に効く」ようで、高いだけあって良さそう。ただ、ブレーキに3.3万円は流石に高い。3.3万円あったら、中古で油圧のSTIレバーとブレーキ本体が買えてしまう。

TRPのSpyreもレビューはかなり良いけど、現状ではフラットマウント版の新品の流通がほとんどありません。ポストマウント版はWiggleとかにあるんですけどねぇ。

となると、シマノのSORAグレードのBR-RS305かTRPの廉価版テクトロのMD-C550かという二択が現実的です。

BR-RS305は中古で前後で2,000円とかで売られている時もあり、新品で1万円出すのは億劫。かと行って、TRPのSpyreとほぼ同型とはいえ、評判のよくないテクトロに1万円かけるのも微妙。。。

安くディスクロードに乗りたいならポストマウントもアリか

そこでもう一つの選択肢として、ポストマウントタイプのブレーキを使うという選択肢があります。

ポストマウントはフラットマウント用の変換アダプタがシマノから販売されているので、フラットマウント車でもポストマウント車でも使えます。

アダプタが1本2,000円という意味不明な値段がするのと、リアのクリアランス次第で使えないというリスクがありますが、ポストマウントにするとMTBに流用できるというメリットもあります。フラットマウントのブレーキはポストマウントでは使えませんしね。

ポストマウントにすると、廉価版MTB向けのブレーキがゴロゴロあるので、そちらも一度検討してみたいと思います。