ロードバイク

使わなくなったローラー台をメンテナンススタンドにしたら便利だった

使わなくなったミノウラの固定ローラー台をメンテナンススタンドにしたら便利だったので、メリット・デメリットをまとめました。

公開日: 2022.6.1

MINOURAのSWフレームはただのスタンド

現在は、室内トレーニングではELITEのDIRETO XR-Tを使っていて、その前に使っていたMINOURA・フカヤのSWフレームオリジナルAMTユニットセットは畳んでしまっていました。

限定 SWフレームオリジナルAMTユニットセット

このローラー台は、もともとL541のSWフレームと負荷ユニットを取り付けたモデルで、SWフレームというのは負荷ユニットが交換できる仕様になっています。

そこで考えたのが「負荷ユニットだけ外したら、ただの固定スタンドになるのでは?」というところ。スタンド自体はしっかりしているし、リアエンドを固定するので変なメンテナンススタンドよりも安定性がありそうです。

SWフレームは、折り畳みができるので、室内で保管するときだけ立てて、外に行く時は畳んでしまっておくということもできます。

実際に使ってみたメリットとデメリット

SWフレームと負荷ユニットは、レンチで簡単に外せます。負荷ユニットを取り付けたままでもスタンドとして使えるんですが、一番ホイールから離したとしてもリアホイールが負荷ユニットにかすってしまいます。

メンテナンススタンドとして使う場合、リアホイールを回転させることが多いので、負荷ユニットは外しておいた方が使い勝手が良いです。

メリット

実際にローラー台のフレームをメンテナンススタンドとして使ってみたメリットは、

  1. 安定している
  2. 好きな場所に設置できる

という点です。

1000円くらいのディスプレイスタンドでも同じようなことができますが、あれはリアエンドをはめているだけで、重量も軽いので、空気入れとかくらいに良いですが、力を入れる作業では不安定になります。

その点、ローラー台を使うと、リアエンドをしっかり固定しているのと、フレームが重いのである程度力をかけた作業でも対応できます。

デメリット

デメリットは、

  1. ローラー台のフレームに干渉する部分が作業しづらい
  2. リアを固定するのでカーボンフレームには使えない
  3. 重いから移動させるのが億劫

という点でしょうか。

特にローラー台のフレームとの干渉は意外と厄介で、リア周りのメンテナンスをするときに取り回しがしづらくなります。ここは慣れの部分もあります。

あとは、リアエンドが固定しているので、左右に力が入るような作業、例えばBB周りのようなトルクをかける作業はカーボンフレームではやらない方が良いと思います。クラックの原因になります。

最後の「重いから移動させるのが億劫」というのは考えてみたら当然で、ローラー台のフレームは5kgとかあるので、サクッと動かせるものではありません。自分の場合は、部屋で定位置に置くことになっています。

それ以外は目立ったデメリットもなく、普通にメンテナンススタンドとして第二の人生を歩んでもらっています。


使わなくなったローラー台をメンテナンススタンドにしてみたという話でした。

自分の場合は、ロードバイクのメンテナンスもカスタマイズも好きなので、1年に一回はオーバーホールもするし、パーツは頻繁に組み替えをするので、ちゃんとしたメンテナンススタンドも持っています。

ただ、ちゃんとしたメンテナンススタンドは場所を取るので、常設のメンテナンススタンドとしてちょっとした作業をするには、固定ローラーのフレームを使うのはアリだなと思います。