ロードバイク

自転車キャンプの最強のパッキング術を考えてみた

ロードバイクにも慣れてきたので、楽しみの幅を広げるために自転車キャンプを始めました。今回は、自転車キャンプの最強のパッキング術を考えてみたのでまとめます。

公開日: 2022.5.10

バイクパッキングの基本方針

自分はバッグスペースごとに、「衣食住」を分けるパッキングスタイルにしました。

テント泊の場合、「住衣食」の順にプライオリティが高くなります。一方で、ロードバイクに取り付けるバッグ的には、フロント > サドル > フレームの順に容量が大きくなります。ただ、取り出しやすさやパッキングを考えると、

  1. サドルバッグ = 住
  2. フロントバッグ = 衣
  3. フレームバッグ = 食

という設定をするのが個人的にはベストだと判断しました。

サドルバッグ(住)

まずはテント泊に絶対必要な「住」から。

テント泊ではテントがないと野宿になってしまうので、一度パッキングしたら固定したままの前提で運用するのが最適なサドルバッグを住のスペースにします。

サドルバッグは取り出しがしやすいバッグに思えるのですが、横に長いため意外と一度パッキングしたら中身の取り出しが手間になります。そのため、自分は居住系のギアをワンセットでパッキングしています。

  1. ワンポールテント
  2. グランドシート
  3. テントポール
  4. ペグ
  5. ランタン

をサドルバッグに収納し、バッグ上のバンドにウルトラライトなエアマットをくくりつけます。これで、最悪サドルバッグ一つでテント泊が出来る装備にしています。

ツーリングドーム系のテントでも同じようなことが出来るかと思いますが、収納サイズが大きいテントではこの方法はできません。その意味では、ソロ用のワンポールテントは、自転車キャンプに最適なテントかもしれませんね。

フロントバッグ(衣)

フロントバッグは15Lのバッグで運用しています。ここはシュラフを入れる時もありますが、基本的には着替え系を収納する場所です。ちなみに、夏場はインナーシュラフのみで過ごすのでシュラフは不要ですが、ワンポールテントの通気性があまり良くないので、携帯扇風機をフロントバッグに入れます。

冬場などは汗をかくと着替えないと汗冷えで風邪を引くので着替えは必須ですが、夏場の場合は薄手のウェアと下着くらいでも良いので、その場合はサドルバッグに入れてしまって、フロントバッグはなしにします。

ロードバイクのフロントはハンドリングの安定性を考えたらないほうが良いので、なるべくフロントバッグなしでも大丈夫な運用にします。

フレームバッグ(食)

フレームバッグは、ローハイトのツールボトルに入りきらない、携帯ポンプなどの自転車のツール系をメインに、空いたスペースで残りの食事系のキャンプギアを入れます。

自転車キャンプの場合、無理にキャンプ飯をするよりかは、現地で調達するなり、どこかで食べるなりしてある程度食事は割り切りが必要かなと思っています。(もちろん、こだわる方はこだわるのだと思います)

なので、フレームバッグに入れる食事系ギアは、

  1. メスティン
  2. アルコールストーブ
  3. アルコール
  4. 五徳
  5. ガスライター
  6. 折り畳みコップ

の6点が基本です。これだけあれば、最悪コンビニで買ったカップ麺を食べることができますし、コーヒーで温まることもできます。

ここに必須アイテムであるモバイルバッテリーを追加します。

これくらいだとフレームバッグは余裕があるくらいなので、レインジャケットもフレームバッグに入れます。これで全天候に対応できます。

遠いところにキャンプに行く場合は、フレームバッグに輪行袋も収納します。ただ、フレームバッグのサイズによっては入らないこともあるので、その場合は超軽量系の輪行袋を買って、ツールボトルに入れる運用にする予定です。

スタイルによって変幻自在に

基本は上記のパッキングで、スタイルによって変幻自在に変えます。

デイキャンプならサドルバッグとフレームバッグのみ、テントが不要でちょっと食事ができれば良いくらいならフレームバッグのみという感じです。

逆にフル装備で行く場合は、15Lのフロントバッグにパンパンに荷物を詰めれば、おそらく3〜4日くらいのキャンプでも対応できるかと思います。自転車キャンプならはしごもできますね。

まだ運用し始めたばかりなので、アップデートがあったからまた書こうと思います。