無料でプレイ可能なRGT Cyclingを使ってみたのでレビュー
無料でプレイ可能なバーチャルサイクリングアプリ・RGT Cyclingを使ってみたのでレビューしてみます。
公開日: 2022.1.10
実際に走ってみた感想
サイクリングの感覚はZwiftに近い
実際にRGT Cyclingで仮想空間を走ってみると、グラフィックが非常に精細で仮想空間を走っている感覚があります。動きがややアバターの固い気がしますが、ほぼZwiftと同じ感覚で走れます。ワールドの描画で言えばRGT Cyclingの方が奥行きがある感じです。
あと、世界観的にはZwiftがフォートナイトのようなデフォルメ感があるのに対して、RGT Cyclingはなるべく実写に近い描画を目指している感じがあります。あまり気になる違いではないですが、やってみると全然違う感覚になります。
RGT Cyclingはそもそもデフォルトコースが少ないので飽きが来そうですが、そこは独自のMagic Roadという実在コースを仮想空間に再現する機能で補完しているようです。他のユーザーがアップしたコースも走れますが、課金のプレミアム版にならないとダメなのが辛いところでしょうか。
この辺りは、Zwiftのように「あのコースが楽しい」みたいなのは少ないかもしれません。
アプリの使い勝手
アプリの使い勝手は個人的にはZwiftよりもシンプルでわかりやすく感じました。Zwiftはとにかく表示される項目が多くて、最初は戸惑ってしまいますが、RGT Cyclingのライド画面はレースゲームみたいなUIなのでスッと入っています。
また、イベントやワークアウトの選択もメニューから簡単に選べるので、UIはRGT Cyclingのが上かもしれません。
あと、かつてはMobile AppとScreen Appに分かれていたみたいですが、最近のアップデートでZwiftと同じ単体使用が可能になっているので、手間も減りました。
RGT Cyclingのメリット
RGT Cyclingの最大のメリットは無料で使い続けることができることでしょう。無料で選べるコースは限定されますが、頻繁に乗るわけではないのであれば、無料で十分です。
また、グラフィックも綺麗でプラットフォームもPCからモバイルまで広く対応しているので、アプリとしてはほぼZwiftと同じで無料で使えます。
RGT Cyclingのデメリット
RGT Cyclingの最大のデメリットはユーザーの少なさ。走っていても一緒になるライダーはZwiftと比較すると圧倒的に少ないですし、ユーザーが少ないが故にイベントもZwiftのように毎時間あるわけではありません。
もう一つのデメリットはパワーメーターが必須な点。パワーセンサーかスマートトレーナーという高額機器が必須というのは初心者ロード乗りにはかなりハードルが高いと言えます。
まだ使い始めて数日ですが、RGT Cyclingのレビューをしてみました。Zwiftの月額1,650円を考えると、機能に制限があってもRGT Cyclingはかなり魅力的です。
パワーセンサーかスマートトレーナーを持っていて、とりあえずバーチャルサイクリングを習慣化したいという人は、とりあえずRGT Cyclingをやってみるのも良いと思いました。