ロードバイク初心者がホイールとタイヤをアップグレードしてみた感想
ロードバイク初心者がホイールとタイヤをアップグレードしてみたので、どれくらい走りが変わったのか、感想をまとめました。入門向けロードバイクのアップグレードの参考になれば幸いです。
公開日: 2020.12.27
今回のアップグレード内容
アップグレードしたホイールはシマノのWH-R501
Momentum iWant R Claris-HにはJoytechハブの純正ホイールが付属していました。重量的には、
フロント:960g リア:1250g
と、いわゆる重量級のホイールでした。(タイヤ・クリックなし)
今回のシマノのWH-R501は、通称「鉄下駄」で前後合わせて1.9kgくらいですが、それでも元々のホイールが2.2kgだったので300gくらい軽量化になります。ホイールでは100gの軽量化がその他の1kgくらいの効果とのことだったので、まあまあ効果があるのではないかと思って購入しました。
こちらは中古で前後で5,980円。
アップグレードしたタイヤはミシュランのPro 4 Serice Course
タイヤについては、色々あって悩んだのですが、グリップ感がよくて走り心地が良いというレビューが多かったミシュランのPro 4 Serice Courseにしてみました。
元々のタイヤがKendaのKaliente Pro K925 700x23で190gと軽量なんですが、明らかに接地面がペラペラで地面からの振動をモロに返してきて結構走りが辛かったです。
Pro 4 Serice Courseも実測で190gと軽量なんですが、接地面のコンパウンドが明らかに厚みがあって、交換前からこれは効果ありそうだと期待が持てました。
こちらは中古美品で前後で2,980円。
ホイールと合わせておよそ1万円くらいのアップグレードです。
実際にアップグレードした感想
まずはタイヤだけを交換。全く走りが変わった
まずはホイールはそのままにタイヤだけを交換して5kmほど走ってみました。
走ってみた感想は「振動が圧倒的に少ない」というところ。これまでのKENDAのタイヤは舗装された道路でも「ビリビリビリ」「ガタタタタタ」という振動がハンドルに伝わってきたのですが、Pro 4 Serice Courseにしたところ「スーーーーーー、タタタタ」という感じ(語彙力)。
ハンドルの振動は50kmサイクリングした時に一番辛かったところ(手が疲れる)だったので、これはアップグレードしたかいがありましたね。
一方で、速度に影響する転がり感についてはそこまでわかりませんでした。ここは高速域で巡航しないとわからないかもしれません。
ホイールはあまりわからなかった
続いてホイールを変えて、タイヤもPro 4 Serice Courseにして5kmほど走ってみました。
重量的には300gの軽量化を果たしたわけですが、こちらについては正直あまり変化がわかりませんでした。タイヤと同じで、わかるには走りが足りないというのが正しいかもしれません。
まず300gの軽量化で走りが軽くなったかと言うと、当然ですが近所を5km走るくらいじゃあまりわかりません。ペダリングも多分いつも通りだし、ちょっとした坂道で時速1kmくらい上がったかなぁ?くらいなものです。時速1kmくらいは体調とかでも普通に変わりますしね。
次に転がり抵抗ですが、これは他の方のレビューを見いていると巡航速度に影響があるようなので、もう少ししっかり走りこまないとわからないと思います。今のところはあまりわかりません。
快適性を高めたいなら高級タイヤのアップグレードは良い!
今回のアップグレードでわかったのは、初心者的にはタイヤのアップグレードの方がわかりやすいということです。特に車体への振動でストレスがある方は、上位グレードのタイヤにアップグレードすると効果あると思います。
ホイールについては、軽量化の幅が小さいからか、走り込みが少ないからなのかわかりませんが、初心者的にはまだわからない感じでした。ここから、1600gくらいのエアロホイールにして本当に軽くなるのか、相当不安です。少なくとも当分ホイールのアップグレードはしないでいいなと思いました。
ロードバイク初心者がホイールとタイヤをアップグレードしてみた感想をまとめました。
もともとMomentum iWant R Claris-Hはペダル込みで9.5kgくらいと値段の割には軽いロードバイクだったので、そこから9.2kgになったところでそんなに効果が感じないのは当たり前かもしれませんね。
世の中的に軽量ロードバイクとは8kgを切るところから言うみたいなので、Momentum iWant R Claris-Hでそこまでアップグレードするかは悩みどころですねぇ。