ロードバイク

Lezyne Roll Caddyレビュー。使い方次第でスリムでスッキリした見た目が秀逸

Lezyneのコンパクトサドルバッグ「Roll Caddy」を買ったのでレビューします。

公開日: 2022.10.30

Lezyne Roll Caddyってどんなアイテム?

Lezyne Roll Caddyは折りたたみのツールケースです。「Roll Caddy」の名前の通り、ケースをロールして折り畳んでキャリー出来ます。

某動画サイトで酷評しているユーザーがいらっしゃいましたが、個人的にはニーズにマッチしているので買ってみました。価格は2,000円ちょっと。サドルバッグとしては安いですが、ツールボトルと考えると高いです。

Lezyne Roll Caddyのよかった点

Lezyne Roll Caddyが酷評される理由は「製品写真のような綺麗に収納できない」「中身が全然入らない」ということでしたが、実際に使ってみると全然そんなことありません。確かに綺麗に見せるには収納するものを選びますし、収納方法も考える必要があります。

自分が入れているのは、

  1. CO2ボンベ・インフレーター
  2. タイヤレバー
  3. 携帯工具
  4. エマージェンシーツール
  5. タイヤレバー
  6. 予備シーラント
  7. バルブエクステンダー
  8. バルブコアツール

あたりですが、スリムにピタッとサドルにフィットします。自分はメインバイクがチューブラーなので、チューブを携帯しないのが大きい気がします。チューブを入れるとどうしてもモコっとしてしまいますからね。

クリンチャー以外のチューブラー、チューブレスの方でチューブを携帯しない方ならスリムになって見た目もかっこいい、テールライトの邪魔をしないという点で、優秀なアイテムだと思います。

Lezyne Roll Caddyの微妙だった点

Lezyne Roll Caddyで微妙だなぁと思ったのは、サドルのレールに引っ掛ける部分がなぜかセンターになっていない点。寄ってしまっているので気をつけて取り付けないと、サドルの横からひょこっと出てしまいます。

あとは、チューブが入れると考えたらやはり膨らんでしまうので、見た目重視なら入れるものは厳選することになります。特にクリンチャーの方はおすすめしません。クリンチャーなら同じLezyneのRoad Caddyの方が見た目がスッキリすると思います。

ちなみに、自分はチューブラーなので、ロングライドの時はLezyne Roll Caddyは使わず、大きめのサドルバッグにチューブラータイヤを入れて走ります。

Lezyne Roll Caddyを使うのは、普段のトレーニングとか往復50kmくらいの範囲のサイクリングの時だけです。往復50kmくらいなら、チューブラーはスローパンクなので「空気が抜けては入れる」を繰り返してなんとか自走して帰ってきます。

100kmを超えるとそうも行かないので予備のチューブラータイヤを携帯することが多いですが、100kmを超えるライドだと輪行袋を用意してライドを諦めるという選択肢も出てきます。その場合は、Lezyne Roll Caddyにして、輪行袋をボトルケージに入れます。真夏はボトル2本がいいので、その場合はサドルバッグですね。